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代表者挨拶

3年前に実母と姑が相次いで旅立ちました。
　その時、心のこもらないありきたりな喪中はがきが嫌だと思っていた私は、
似顔絵イラストを描いていた主人に二人の似顔絵イラストの喪中はがきを作ってもらい送った所好評を博し、
身内からは実母の似顔絵を別に送って欲しいとのリクエストもでました。

　すると、それを飾った姪から「娘が毎朝ひいおばあちゃんの似顔絵に『行ってきます』と挨拶して
幼稚園に出かける」と、心温まるお礼の言葉が届きました。

　それを聞いて私は、他の方にもそういう気持ちになって頂けたらと考えるようになりました。
　私も実際にイラスト遺影をキッチンカウンターに飾り、毎朝大好きだったお茶をあげて、
いつでも語り掛けています。
　
　情報を集めていると、現代のお部屋では昔ながらの仏壇は合わないし、
TVのCMでもサイドボードにメモリアルスペースのようにして亡くなった家族のコーナーにして
いるのを見て、リアルな写真よりも柔らかな温かい気持ちになれるイラストで、
家族が優しい気持ちになれるお手伝いができればと、この仕事を立ち上げる事にしました。