#宅建士資格取得で描く人生100年時代のデザイン―2025年の宅建資格試験まで一ヶ月を切り目下追い込み中!

人生100年時代といわれる今、私たちの生き方は「働く期間」と「余生」の境界が曖昧になりつつあります。60歳で一区切りをつけるのではなく、その後の20年、30年をどう生きるかが、一人ひとりに問われています。私は「テナント事業」「セカンドライフの相談」「起業支援」の三本柱で生涯社会とつながり続けたいと考え、その事業を補完する資格の一つとして宅建士試験に挑戦しています。

 宅建士は不動産取引の専門家として国家資格に位置づけられ、住まいや土地に関する幅広い相談に対応できる知識と責任を担います。特に高齢期に入ると、「どこで暮らすか」「持ち家をどう扱うか」「相続や売却はどうするか」といった住まいの問題は避けて通れません。私自身、親の介護や故郷の土地の処分で大きな悩みを経験しました。相談相手が少なく、結局は自分で調べて走り回らざるを得なかったこともあります。だからこそ、終の棲家の選択に寄り添える存在になりたい――それが宅建士を目指した最大の理由です。

 また、資格を取ること自体が目的ではありません。私は50代で新しい事業に踏み出し、60代に入った今もなお学ぶ気持ちを持ち続けたいと考えています。宅建士はその延長線上にある挑戦であり、これからの活動を支える「武器」でもあります。起業を志す方には不動産の活用法やテナント選びのアドバイスが専門的視点でできるようになります。 セカンドライフを考える方には資産の整理や住み替えの相談にファイナンスを含め応じられます。そして、起業家を支援する際にも、オフィスや店舗契約の知識は大きな助けになります。単なる「不動産屋の資格」ではなく、人の暮らしと人生設計全体を支える力になると考えて資格取得を判断しました。

 とはいえ、宅建士試験は決して簡単なものではなくそれなりに準備が必要になります。法律、宅地建物取引業法、権利関係、税や建築基準法と、幅広い分野が問われ、合格率は毎年15〜17%前後。ぶっつけ本番で誰にでも簡単に取れる資格ではありませんが、しかし、その分、取得できれば確かな信頼につながります。私は試験まで残り1か月を切った今、一日数時間を勉強に充て、最後の追い込みに臨んでいます。知識を詰め込むだけでなく、「この知識がどのように誰のために役立てるのか」を思い浮かべると、机に向かう時間にも張り合いが生まれます。

 資格取得は、わたしにとって単なるゴールではなく人生デザインのスタート地点です。宅建士を土台に「住まいと起業の相談窓口」として活動すれば、セカンドライフ世代が安心して第二の人生を歩むサポートができます。また、これから社会を担う若い世代に対しても、資格に担保された中で安心して挑戦できる環境づくりに関われます。自分自身の生活を支えるだけでなく、人と人を結び、世代をつなぐ役割を果たす――そこに国家資格の意味もあるのではと感じています。

 人生100年時代は、不安と同時に可能性に満ちています。「まだできる」「これからが本番だ」と思えるかどうかは、自分の選択次第です。私は宅建士の資格取得を通じて、自分の人生をデザインし直し、社会との関わりを続ける道を歩みたい。そして同じように迷い、模索する方々に「資格は未来を切り拓くきっかけになる」のではと、その先に不動産4冠資格取得も見据えています。

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