コラム– category –
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遺影を飾れない時代に、私たちはどう“故人と暮らす”のか
マンション暮らしをしていると、「置けないもの」が年々増えていきます。 大きな家具、季節の道具、思い出の品。そして、意外と口に出しづらいのが——仏壇と遺影ではないでしょうか。 仏壇を置く場所がない。正確に言えば、「物理的には置けるけれど、置く... -
日本の会社員の平均給与は「478万円」とされています。 では、平均給与を超えている人の割合は何%くらいだと思いますか?
これは国税庁「令和6年分民間給与実態統計調査」によるもので、1年を通じて勤務した給与所得者全体の平均値です。内訳を見ると、男性は587万円、女性は333万円と、男女間には大きな差があることも分かります。 ただし、この「478万円」という数字は、私た... -
大企業においても、#若者の「超早期退職」が加速しています。入社してわずか1カ月で「この会社は違うかもしれない」と感じる人は、もはや珍しくありません。
ある調査では、早期離職者の約3割が、入社1カ月未満で退職を意識し始めたとされています。かつて当然とされてきた「石の上にも三年」という価値観は、若い世代にとって急速にリアリティを失いつつあります。 興味深いのは、その退職理由です。長時間労働や... -
#年収「1,000万円プレイヤー」という目標から見える、日本と世界の現実
年収1,000万円を一つの目標として意識する人は少なくありません。いわゆる「1,000万円プレイヤー」です。では、実際にどれほどの人がこの水準に到達しているのでしょうか。 日本全体の就労人口を見ると、年収1,000万円以上の給与所得者はおよそ 6.2%(令... -
50代で選べる人になるために――# 「黒字リストラ時代のキャリア設計」
業績が悪くないにもかかわらず、大企業が早期退職や希望退職を募る、いわゆる「黒字リストラ」が目立っています。東京商工リサーチによりますと、昨年リストラを公表した上場企業42社のうち、67%にあたる28社が黒字企業で、対象人数は1万人を超えました。... -
謹賀新年 丙午、変化変革の年のスタート――屋上から見えた元旦の富士山
2026年丙午(ひのえうま)の年が始まりました。「丙」は太陽のような強い火のエネルギーを持ち、「午」は陽の気が最も高まる年とされています。昔から丙午は、物事が一気に動き出し、良くも悪くも流れが大きく変わる年だと言われてきました。 もっとも、暦... -
丙午の年に、あらためて「火」を扱うということ――2026年、仕事と人生の再点火――
2026年は、丙午(ひのえうま)の年になります。丙午と聞いて、どこかざわついた空気を感じる方もいるかもしれません。1966年の丙午は出生数が激減し、「丙午の女性は気性が激しく夫を食い殺す」などという、今となっては根拠のない迷信が社会に影響を与え... -
起業家は「つり革」を掴まない⁈ ― 毎日の通勤電車から見える“未来の握り方”
朝の満員電車。人の流れ、時間、速度——すべてが決められたリズムの中で進んでいきます。手元には当たり前のようにある「つり革」。丸型、三角型、縦配置や横配置など、実は多様なのに、その違いに気づくことは少ないでしょう。鉄道会社の歴史や考え方が反... -
日本企業ではかつて議論された#「40歳定年」構想が、いま現実的な制度として静かに浸透しつつあります。企業が黒字であっても早期退職を募ることはもはや珍しいことではなく、中高年層のキャリア形成をめぐる環境は、大きな転換点を迎えています。
その象徴的な事例が、マツダが今年度導入した希望退職制度です。マツダは12月1日、今年度に設けた希望退職制度の応募者が、当初想定していた上限500人に達し、予定よりも早く募集を締め切った。本来、2025〜26年にかけて最大4回の募集を行う計画を立ててい... -
40代・50代こそが、セカンドライフの土台づくりのゴールデンタイム 定年延長は“猶予期間”。70歳以降を生き抜く力は、いま育てる。
近年、「70歳代で自己破産する人が増えている」というニュースが注目されています。高齢者の破産件数は2010年代以降じわじわと増加し、自己破産者の中で60〜70代が占める割合は年々高まっています。背景には、年金だけでは生活が成り立たない現実、医療費...
