最も多くの人が「定年後の人生設計をしておくべきだった」事を第1位に上げているそうです。
自分を振り返ると正に、早期退職の割り増し金で数年間をつなげるので、その期間に何か考えれば何とかなるだろうと安直に考えた結果、かなり起業が遠回りになった感じがしています。
人生100年時代において、50代は逃げ切り世代ではなく、人生には定年がないことや70歳以降も働く可能性を見据える必要があったのに、そのことに気づかなかったと後悔しています。
事業プランや起業に必要な資格、並行する再雇用先について充分な準備・検証をせずに、「独立して社会とできるだけ長く繋がり、健康なうちは社会人現役を」という思いだけが先行したことで、無為に過ごしてしまった期間があったことも後悔しています。
仕事に忙殺されて定年後のことを考える余裕がなかったり、退職後にゆっくり充電しながらその先を考えようとしていたりしたこともありましたが、充電期間中に「50歳から定年後の人生設計をしておくべきだった」と後悔するケースもあるそうですので、わたしの場合は後者に属するのだと思います。
働き方も、社会との関わり方も生き方も多様性の時代に入っていますが、第二の人生設計を早めに始めることで、後悔のない未来に近づくのではないかと思います。
