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「定年後の30年間に#老後資金2,000万円を確保すること」と「毎月5万円を小さく稼ぎ続けること」、本当に難しいのはどちらでしょうか?
「老後に2,000万円が不足する」——この言葉が世間を騒がせたのは2019年のことです。公的年金だけでは生活費が月に約5万円足りず、それが30年続けば約2,000万円の不足になるという試算。報告書は撤回されましたが、根本の課題が消えたわけではありません。 ... -
#50代からの働き方を考える――#パナソニック早期退職募集に見る現実と、小規模起業という選択肢
2025年7月11日、パナソニックホールディングスが進めるグループの構造改革の一環として、傘下の事業会社「パナソニック」が早期退職の募集を行うことが明らかになりました。対象は、勤続5年以上の40歳から59歳の社員、および64歳以下の再雇用者。退職金の... -
# 「自由が丘盆踊り大会2025」——7月19日(土)から21日(月・祝)は、ココロのストレッチの3日間に
駅前ロータリーで開催される、都内でも珍しい盆踊り都内で駅前ロータリーを会場に開催される盆踊りは非常に珍しく、自由が丘ならではの特別感があります。駅を降りるとすぐに、やぐらを囲む踊りの輪と提灯の灯りが広がり、非日常的な空間が出現。地元の方... -
# 「介護離職」という現実──備えなければ共倒れになる
前回のコラムで「離職」という言葉に触れましたが、近年特に耳にする機会が増えたのが「介護離職」です。統計上も年間約10万人が介護を理由に仕事を辞めており、その多くが50代、60代。実は、私自身もその一歩手前まで追い込まれた経験があります。 正直、... -
「職」にまつわる言葉の変化と、#セカンドライフにおける“天職”の探し方
かつての日本では、「就職」すれば、あとは「定年退職」までひとつの会社で勤め上げるのが当たり前の時代でした。そこには“職”にまつわる言葉も限られていて、「就職」「退職」「再就職」くらいしか耳にすることはなかったかもしれません。 しかし、今や人... -
昨日7月1日の日経新聞に「企業4割、50代~60代に「人材過剰感」処遇見直しで意欲低下の悪循環」という記事が掲載されていました。
パーソル総合研究所が行った3月に行った調査(従業員300人以上の企業の人事・総務職を対象、回答数1028件)によると、60代社員を「人材が過剰」と感じている企業は36%、50代では38%にのぼった。特に大企業でこの傾向が強く、60代社員を「過剰」とする企業... -
#遺言書は資産の棚卸し――50代・60代こそ始めたい「もしも」の準備。私は現在60代半ばですが、毎年2月に遺言書を更新しています。
私は現在60代半ば。幸い持病もなく、体調も特に問題はありません。それでも、毎年2月には遺言書を更新しています。理由は二つあります。一つは、資産の棚卸しをしておくことで、将来的な家族間のトラブルを防ぐため。もう一つは、将来的な認知症リスクへ... -
#人生100年時代と言われていますが、創業100年を超えている日本の企業はどのくらいあるかご存じでしょうか。 「会社の寿命は30年」と一般的には言われている中で、何社くらいあると思われるでしょうか。
1997年11月、四大証券会社の一角を担っていた「山一證券」が突然経営破綻しました。創業100年を超える名門企業の崩壊は、当時の日本社会に大きな衝撃を与え、多くの人が「大企業でさえ安泰ではない」という現実を突きつけられました。 今年50歳を迎える方... -
20代はスキルを磨き、30代は実績を作り、40代は責任を背負った。そして50代、ふと立ち止まって思うのです。「自分の仕事は、誰のためになっているのか?」
「仕事は生活のため」から「生きがいのため」へ――50代から始まる“もう一つの現役”という選択 わたしも50代に差しかかると、不思議なもので「仕事」に対する考え方が少しずつ変わってきました。30代、40代はとにかく走り続ける日々。家族を養い、キャリアを... -
#自由が丘熊野神社で# 「茅の輪くぐり」〜日常の祈りと、後半戦への誓い〜
先週、自由が丘にある熊野神社で「茅の輪(ちのわ)くぐり」を行ってきました。私の事務所「Taigaコンシェルジュ」からは徒歩で約3分ほど。ご近所とはいえ、私にとっては特別な場所です。早期退職後、自由が丘で起業する際に、地鎮祭をご縁にこの神社と深...