#人生100年時代の今。「事務職を探す」から「事務職を創る」時代へ〜自分の得意を活かして、#生涯現役の働き方を〜

「現役時代に築いた経験があるのだから、定年後も何かしらの仕事は見つかるだろう」──そう高を括っていた私が、定年後にハローワークを訪れて最初に言われたのがこの言葉でした。

「事務職以外にも、選択肢を広げてみてください」

なぜ自分の希望する職種ではいけないのか?最初はその理由が理解できませんでした。しかし、求人情報を実際に検索してみて、すぐに納得せざるを得ませんでした。
特に65歳を過ぎると、「事務職」の求人そのものが極端に少なくなり、さらに求められるのは「高度なITスキル」「専門資格」「即戦力としての実務経験」。つまり、誰にでも門戸が開かれているわけではないのです。

総務省統計局「高齢者の労働力調査(2022年)」によれば、65歳以上の就業者数は過去最多の912万人。その中で選ばれている職種上位は以下の通りです。

  • 第1位:卸売業・小売業(127万人)
  • 第2位:サービス業(他に分類されないもの)(105万人)
  • 第3位:医療・福祉(104万人)
  • 第4位:農業・林業(101万人)
  • 第5位:製造業(90万人)

これらの仕事の多くは、接客・販売・介護・清掃・配送など、いわゆる「現場職」です。オフィス内での「事務職」は、現実的にごく限られているのが実情です。

もちろん、これらの仕事にやりがいを感じて働く方も多くいらっしゃいます。しかし、体力的な問題や、これまでのキャリアとのギャップに戸惑う方も少なくありません。特に人気のある事務職にこだわると、再就職活動が長期化し、時間もエネルギーも消耗してしまいます。

自分らしく働き続けるための選択肢「小規模起業」
そんな中で私が注目したのが、「小規模起業」という働き方です。大きな資本や人材を必要とせず、自分の得意なこと・好きなことを活かして、小さく始める起業のスタイルです。
派手さはありませんが、現役時代から準備を始めれば、60代以降も無理なく、自分のペースで働くことが可能です。私は60代からのスタートでしたので少し遠回りをしましたが、今ではこの道を選んでよかったと実感しています。

もちろん、起業にはリスクがあります。しかし、再就職にも「希望する職種がない」「年齢で敬遠される」「書類選考すら通らない」といった不確実性がつきまといます。第二、第三の退職の可能性も含め、どちらもリスクゼロではないのです。

「セカンドライフコンシェルジュTaiga自由が丘」の取り組み
私たち「セカンドライフコンシェルジュTaiga自由が丘」では、そうしたリスクを最小限に抑えるための個別支援を行っています。特に50〜60代の方を対象に、これまでの経験・資格・人脈、そして「思い」を丁寧に棚卸しし、起業の可能性を一緒に探っていきます。

たとえば──

  • 趣味の延長で始めた小さな教室
  • 介護経験を活かした地域サポートサービス
  • 退職後に取得した資格を活かした個人相談業
  • 営業経験で培った人脈を活かしたサービス

こうした小規模起業は、初期投資が少なく、働く時間やスタイルも自分で決められるため、定年後のライフスタイルにも無理なくフィットします。そしてなにより、「自分の意思で仕事をつくる」という生きがいを得ることができます。

「自分にできるだろうか」と思う方へ
「そんなこと、自分にできるのか」と不安に思う方もいるでしょう。でも、ご安心ください。起業一本で生計を立てるのではなく、
再雇用+小規模起業+年金という3つの柱で収入を組み立てる“ポートフォリオ型”の働き方をご提案しています。

月10万円程度の収入を3本持てば、年金は安定的に支給されますし、起業の維持固定費を年間5万円前後に抑えることで無理なく継続可能です。さらに、起業のために取得した資格が、再就職においても有利に働くケースもあります。

私たちはこれまで、企業コンサルティングやテナント事業、小売事業などを経験してきました。成功例も失敗例も含めその経験を活かして、50代・60代の方の起業を一人ひとりに寄り添いながら応援したいと考えています。 FORONさんに続き舞台アレンジで起業を考えている方の起業準備を進めていて、現業とのバランスを考え無理のない形でセカンドライフの働き方を共に設計しています。

老後資金や介護の問題も経験しているシニアFPが、実体験を通して伴走支援します。
まずは一度、無料相談にいらしてみてください。あなたの人生経験そのものが、「誰かの役に立つ」事業になる可能性があります。

定年後の再就職は決して楽ではありません。それでも「自分らしく働き続けたい」という想いがあるなら、再雇用だけが唯一の道ではないはずです。
「雇われる」だけでなく、「自ら仕事を創る」という選択肢を、私たちは全力で応援します。
小さくても、自分らしく、そして力強く──。
家族との関係性を大切にしながら、社会とつながり続ける「社会人・生涯現役」という生き方を、私たちと一緒に貴方だけの新しい「働き方」で彩ってみませんか?

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