コア視聴率とは、コア層と呼ばれる13歳〜49歳までの男女の個人視聴率のことを指します。 残念ながら50歳以上は含まれてはいませんが、視聴者区分で言うところのT層とM1~M2層、F1~F2層に比べて購買意欲が低いためです。 

一方で、みずほ銀行が発表した「高齢者向け市場のレポート」シ二ア市場の規模は2025年には100兆円産業になるとの予測もあります。
出典:みずほ銀行「高齢者向け市場のレポート」https://www.mizuhobank.co.jp/corporate/industry/sangyou/pdf/1039_03_03.pdf

50代がコア視聴率に含まれない理由について
近年、企業が重視する「コア視聴率」から50代以上の年齢層が除外されている理由は様々ですが、生活が一段落し一通りモノがそろっている世代であるのと、その根底には企業のターゲット層や商品ライフサイクルに関するマーケティング戦略が関係しています。一般的にコア視聴率の対象として定義されるのは20〜49歳の視聴者層です。これは、広告費の費用対効果を最大化するため、最も購買意欲が高いとされる層が優先的に評価されていることが理由のひとつです。

したがって、企業が50歳以上をターゲットにする場合、通常の消費財よりも、健康食品や葬儀などシニア特有のニーズに応える商材が中心になります。しかし、こうした企業の広告出稿は比較的限られており、購買行動が活発な層に比べて広告費が抑えられる傾向があるのも事実です。

さらに、商品のサイクルが短命化している現代において、消費者の世代交代を見越した迅速なマネジメントの変革が進んでおり、企業は、柔軟かつ迅速に市場の変化に対応できる管理職や取締役の若手登用を積極的に推進しています。例えば、プロ野球で40代の監督が活躍する姿や、流通業界で創業家出身ではあるものの20代の役員が就任するなど、若い世代の指導者やリーダーが増えているのはその一例だと思います。

一方で、みずほ銀行が発表した「高齢者向け市場のレポート」のように2025年シニア市場規模は100兆円になると予測されています。それでも、企業が50代以上あるいはシニア層を主要なターゲットに据えて大量の広告費を投じるのは難しいのが現状です。その理由としては、シニア層の消費パターンには特定の商品やサービスへの集中が見られるため、購買行動の多様性が若年層に比べて低く、新製品を投入しにくいという課題が挙げられます。また、広告の費用対効果を重視する企業としては、購買意欲が旺盛で、ブランドへのロイヤルティが形成されやすい若年層へのアプローチが依然として優先されています。

整理すると・・・
・超高齢化により今後もシニア市場は拡大
・50代以上はコアターゲットを外れていて、大きな企業がその層に大量出稿しにくい
・ニッチなビジネス、新しいサービスが生まれやすい
・月10万円程度の収入であれば非現実的目標にはならず、実現できれば+年金で生涯現役が続けられる
・60代後半での再雇用は厳しい
・企業にはシニア市場をマーケティング開発するシニア層が基本いない

ここに「Taigaマイクロ起業」の狙いがあります。Taigaは、50代のうちに自身の知識や経験を活かし、50代に加えてシニア市場で小規模で着実な収入を得ることを目指しています。このようなアプローチは、シニア市場が今後急拡大していく中で大きな可能性を秘めており、健康分野や趣味・生活支援・終活関連全般・老後資金といったシニア特有のニーズに応える商品・サービスの展開が増加していくことが予想されます。月10万円程度の収入であれば、大きな資本も必要とせず比較的ハードルが低く、これからセカンドライフを迎える多くの方々にとって現実的な目標となると思います。

新規顧客開拓を如何に実現していくかが重要な鍵ですが、50歳以上をターゲットとする企業が少ないことは大手との競合が少ないことを意味しチャンスでもあります。また、コアターゲット(20~49歳)を逆に排除した我々のような起業コンサルタントの事業体はほぼ存在せず、完全個別伴走型コンシェルジュであることを加味すると更に少なくなります。 
ホームページを開設してからまだ3ヶ月程度ですが、、お陰様で当ホームページへのPV数は、現在1800PV程のアクセスを頂いております。 まだまだこれからではありますが、50代以上に特化した情報発信の場としての支持を増やしつつ、このサイトを通じて起業家の皆さん同志を繋げたり、関連ビジネスの無料紹介やリンクサポートも提供していければと考えています。

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