#「私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、上手くいかない方法を見つけただけだ。」の名言は・・・

皆さんもご存じのように、アメリカを代表する発明家であり、起業家としても広く知られているトーマス・エジソンの言葉です。その多彩な発明と革新的な事業展開から、「発明王」という称号を得ています。彼の生涯には多くの名言が残されていますが、その中でも特に有名な言葉に、「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」というものがあります。この言葉には、エジソンがいかにして逆境を乗り越え、どんな状況でも前向きに挑戦し続けたかという彼の強い意志が表れています。

私自身は軟弱な意志の持ち主で、起業活動を続ける中で壁にぶつかったり、心が折れそうになることが何度もあります。そんな時、私はエジソンのこの言葉をはじめ、数々の偉人たちの名言を書き留めているフォルダを開いて読み返し、自分の気持ちをリセットするようにしています。名言には、私たちが苦境に立たされたときに勇気を与え、再び立ち上がる力を引き出してくれる不思議な力があると感じています。

エジソンは、幼少期に学校を退学となり、最初の発明も営業的に失敗するなど、決して順風満帆な人生を歩んできたわけではありません。しかし、彼はどんなに失敗を重ねても「うまくいかない方法を知っただけで、これは失敗ではない」と自らを鼓舞し、努力を続けました。その結果、彼は後世に名を残す偉大な発明家となったのです。

偉大なエジソンにはなれなくても彼の姿勢から、私たちも学ぶべきことが多くあります。特に、何かに躓いたときに「私なんて、もう50代だから60代だから……」とネガティブに捉えるのではなく、エジソンのように「こうすると上手くいかないことが分かったから、次はこうしてみよう」と前向きな思考に切り替えることができれば、人生においても前向きにチャレンジを続けることができるのだと思います。これは単に起業家としての心得に留まらず、人生全般においても非常に重要な考え方だと思います。失敗を恐れるのではなく、失敗から学び、それを次に活かすことが成功への近道であるという考え方は、私たちがどんな状況にあっても前に進む力となるでしょう。

TAIGAマイクロ起業コンシェルジュでは、50代から1万回の試行を行うことは当然お勧めはしていませんが(笑)、小規模起業であれば、60代定年退職までに2~3のシミュレーションは可能で、更に小さい一人起業=マイクロ起業であれば現業がある間にお小遣いの範囲での投資であれば、万が一失敗したとしても、それが大きな負担となることはなく、再雇用でリスタートすることも十分に可能だと考えています。失敗を恐れず、挑戦することで、自分に最も適したビジネスを見つけ出すことができると思います。

エジソンは84歳で生涯を終えましたが、80歳の時でも人工ゴムの研究を続けていたそうです。エジソンがその人生の中で約1,093件もの特許を取得しているという事実があります。しかし、1万分の1,093と考えれば、エジソンのような偉人でさえ、何度も何度もチャレンジを重ね、その中で多くの失敗を経験しながら成功を掴んでいたことがわかります。

私たちもまた、最初は小さな一歩でも、その積み重ねがやがて大きな達成感につながることを信じて、まずは得意なことや好きなことを、人生曲線や棚卸から導き出すところから始めていただければと思います。

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