# 「自由が丘盆踊り大会2025」——7月19日(土)から21日(月・祝)は、ココロのストレッチの3日間に

駅前ロータリーで開催される、都内でも珍しい盆踊り
都内で駅前ロータリーを会場に開催される盆踊りは非常に珍しく、自由が丘ならではの特別感があります。駅を降りるとすぐに、やぐらを囲む踊りの輪と提灯の灯りが広がり、非日常的な空間が出現。地元の方はもちろん、遠方からも多くの踊り手や見物客が訪れ、今や自由が丘の夏の風物詩として定着しています。

2025年も、7月19日(土)から21日(月・祝)までの3日間にわたり、自由が丘駅前ロータリーを舞台に「自由が丘盆踊り大会」が開催されます。

伝統曲からJ-POPまで、多彩な選曲が魅力
会場には大きなやぐらが組まれ、夕方から夜にかけて、提灯の灯りがともると、自然と心が浮き立ちます。「東京音頭」や「自由が丘小唄」などの伝統曲に加えて、YOASOBI「夜に駆ける」、back number「高嶺の花子さん」、荻野目洋子「ダンシング・ヒーロー」など、若い世代にも親しみのあるJ-POPが踊り曲に取り入れられているのが自由が丘盆踊り大会の特徴です。

伝統と現代のセンスが融合した選曲により、老若男女、世代も国籍も問わず、誰もが踊りの輪に加わります。こうした光景は、まさに“多様性の時代”の象徴でもあります。毎年新しい曲が追加されるのも楽しみのひとつです。

盆踊りのルーツと現代の私たち
そもそも盆踊りは、先祖の霊を迎えて供養するという仏教行事に由来し、鎌倉時代から庶民の娯楽として発展してきました。踊りを通じて、見えないものと向き合い、自分の存在を確かめる——どこかスピリチュアルで哲学的な背景があります。

現代の私たちにとっても、この「踊り」は、忙しい日常の中で一度立ち止まり、自分自身に戻るための大切な時間かもしれません。

起業家や挑戦する人にこそ、「余白」の時間を
特に起業を志す人や、すでに事業を始めている方にとっては、「遊び」や「余白」といった時間が後回しになりがちです。事業計画、営業、資金繰り、情報収集……目まぐるしい日々の中で、次々と対応を迫られます。変化のスピードが速く、先の見えない時代にあって、不安や焦りでつい肩に力が入りすぎてしまうこともあるでしょう。

だからこそ、そんなときこそ、盆踊りに足を運んでみてはいかがでしょうか。

起業も人生も、長く続けていくには、体と心の“ストレッチ”が必要です。ただ走り続けるだけでなく、時には立ち止まり、視点を変え、何も考えない時間を持つことが、結果的に持続可能な力を育ててくれます。頭を空っぽにしてリズムに身をまかせ、見知らぬ人たちと輪になって踊る――そんな非日常の体験が、明日へのエネルギーや、思いがけないヒントをもたらしてくれるかもしれません。

再開発の進む街に残る「変わらないもの」
自由が丘は今、再開発の真っ最中です。建物が変わり、風景が変わり、人の流れも変化しています。それでも、地域の祭りがこうして続いていることは、「変わるもの」の中にも「変わらないもの」がしっかりと息づいている証でもあります。

古いものをただ捨て去るのではなく、次の時代へと受け継いでいく——それは、私たち世代一人ひとりの生き方や働き方にも通じる、大切な姿勢ではないでしょうか。

「人生100年時代」に、思考のスイッチをオフに
「人生100年時代」と言われるいま、セカンドキャリアや起業に挑戦する人が増えています。しかし、先が見えにくい社会状況の中で、「本当にこれでいいのか」と不安に立ち止まる人も多いでしょう。

そんなときこそ、頭の中をリセットする時間が必要です。少しこじつけに聞こえるかもしれませんが、盆踊り大会は“思考のスイッチ”を一瞬オフにする場として、とても有効です。

【補足】初心者も安心!やぐらの上で見本を披露
やぐらの上では、踊りの見本が随時披露されており、初めての方やお子さまでも安心して参加できます。公式YouTubeチャンネルでは振付動画も配信中。事前に練習して臨むことも可能です。浴衣での参加も多く、会場全体が華やかな雰囲気に包まれます。
公式サイト : https://www.jiyugaoka-abc.com/event/2025/bonodori/

今年は参加される方が増えそうでご紹介するかどうか迷ったのですが、人員制限が出た場合はご容赦ください。

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