自由が丘・熊野神社の「茅の輪くぐり」|50代からの第二の人生で感じた“心を整える時間”

私は6月になると、自由が丘にある 熊野神社 で「茅の輪(ちのわ)くぐり」を行っています。

私たちの事務所「TAIGA恩送りファンド」から徒歩3分ほど。
近所の神社ではありますが、私にとっては“特別な場所”です。

早期退職後、自由が丘で小さく起業した際、地鎮祭をきっかけにご縁をいただきました。それ以来、毎月1日と15日には、事業の安寧と感謝を込めて参拝しています。

50代・60代になると、仕事だけではなく、「これからどう生きるか」を考える時間が増えてきます。
そんな時、私にとって熊野神社は、忙しい日常の中で“心を整える場所”になっています。

茅の輪くぐりとは?|半年分の厄を祓い、後半戦へ向かう神事

6月末、熊野神社では「夏越の祓(なごしのはらえ)」という神事が行われます。

これは、半年間で知らず知らずのうちに身についた穢れや厄を祓い、残り半年の無病息災を願う、日本古来の行事です。

境内には、茅(ちがや)で編まれた大きな輪が設置されます。

作法は、

  • 左まわり
  • 右まわり
  • 左まわり

と、“八の字”を描くように三度くぐります。

一見するとシンプルな所作ですが、不思議と心が静まり、背筋が伸びるような感覚があります。

都会の真ん中にいながら、ほんの数分で気持ちがリセットされる。
私は毎年、この時間に助けられている気がします。

茅の輪くぐりの由来|「蘇民将来」の教え

茅の輪くぐりの起源には諸説ありますが、有名なのが「蘇民将来(そみんしょうらい)」の伝承です。

旅の途中だったスサノオノミコトを、貧しいながらも温かく迎え入れた蘇民将来。
その厚意に感謝したスサノオは、

「疫病が流行した時、茅の輪を身につけた者を守ろう」

と約束したと言われています。

そこから、茅の輪は「無病息災」や「厄除け」の象徴として受け継がれてきました。

今の時代だからこそ、こうした“人を思う心”や“感謝”が、改めて大切なのかもしれません。

起業後に感じる「立ち止まる時間」の大切さ

起業すると、どうしても目の前の仕事に追われます。

特に50代以降の起業は、
「失敗できない」
「家族への責任もある」
「資金面も慎重になる」
そんな思いを抱えながら進む方も多いと思います。

私自身も、日々試行錯誤の連続です。

だからこそ、定期的に神社を訪れ、節目ごとにこうした神事に触れることで、

  • 自分はなぜこの仕事を始めたのか
  • 誰のために動いているのか
  • どんな人生を後半戦で送りたいのか

を静かに見つめ直す時間になっています。

特に6月の茅の輪くぐりは、「一年の折り返し」。

前半を無事に過ごせた感謝と、後半への覚悟を整える大切な節目です。

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第二の人生は、“心の余白”がとても大切

この半年も、良いことばかりではありませんでした。

人との出会いもあれば、悩みもあり、迷うこともあります。
ですが、その一つひとつが、今の自分を作っているように感じます。

50代・60代からの人生は、若い頃のように「勢いだけ」で進むことは難しくなります。
その代わり、

  • 無理をしない
  • 自分を整える
  • 感謝を忘れない
  • 人との縁を大切にする

そんな“静かな強さ”が必要になる気がしています。

茅の輪をくぐりながら、私は毎年、

「これからの半年も、関わる人たちが穏やかに過ごせますように」

と静かに願っています

自由が丘という街で、第二の現役を生きる

自由が丘 は、新しさと昔ながらの文化が自然に共存する街です。

流行の店が並ぶ一方で、季節の神事を大切に守り続ける場所がある。
私は、その空気感がとても好きです。

この街で「第二の現役」として小さく起業し、地域とつながり、人と出会い、そして神社に手を合わせる。

そんな日常の積み重ねが、今の私にとっては何より大切な時間になっています。

もし、仕事や人生に少し疲れを感じている方がいたら、
一度、季節の神事に足を運んでみるのも良いかもしれません。

忙しい日常の中で忘れかけていた“自分の軸”を、静かに思い出せる時間になる気がします。

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