※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。
「老後資金2,000万円問題」——
2019年に話題になったこの言葉、あなたも一度は耳にしたことがあるはずです。
ですが、私はあえてこう問いかけたいのです。
「本当に難しいのはどちらでしょうか?」
- 定年後に2,000万円を貯めること
- 毎月5万円を稼ぎ続けること
結論から言えば、私は**「毎月5万円を稼ぎ続ける方が現実的」**だと考えています。
なぜ「2,000万円を貯める」のは難しいのか
金融庁の試算では、老後は年金だけでは毎月約5万円不足するとされています。
これが30年続けば、約2,000万円です。
しかし現実はどうでしょうか。
2024年の調査では、65歳時点の貯蓄額で最も多いのは
**「500万円未満(31.3%)」**でした。
つまり、
- すでに十分な貯蓄がある人は少数派
- 定年後に1,500万円以上を「貯め直す」のはかなり厳しい
これが現実です。
毎月5万円を「稼ぐ」という発想
一方で、考え方を少し変えてみます。
もし毎月5万円を稼げれば
→ 年間60万円
→ 30年で1,800万円
ほぼ「2,000万円問題」と同じ規模になります。
しかもこれは「貯める」ではなく
**“稼ぎながら補う”**という考え方です。
▶「資金面の不安を一度整理しておきたい方はこちら」無理な勧誘は一切ありません。
再雇用の現実と限界
「再雇用で働けばいい」と思うかもしれません。
しかし実際には、
- 65歳以降は仕事の選択肢が激減
- 事務職はほぼ見かけない
- 賃金は低く、時間の自由もない
働き続けること自体は可能でも、
“満足して働き続ける”のは難しいと感じました。
小規模起業という現実的な選択
そこで私が選んだのが、小規模起業です。
「起業」といっても、大きなビジネスではありません。
- 月5万円〜10万円を目標
- 自宅でできる
- 初期投資は最小限
これだけです。
小さく稼ぐことは意外と難しくない
例えばこんな仕事です。
- スマホやパソコンの使い方を教える
- 高齢者のちょっとしたサポート
- 介護経験を活かした相談
- 軽作業の代行
特別なスキルがなくても、
**「自分にできること」**は必ずあります。
私自身の実感
私はサラリーマンを33年間続けてきた、いわゆるアナログ人間です。
それでも、
- ホームページを自作し
- 必要な資格を取得し
- 少しずつ仕事に変えてきました
最初からうまくいったわけではありません。
ですが、
「月5万円」なら現実的に積み上がる
この感覚は非常に大きいものでした。
小規模起業の最大のメリット
お金以上に大きいのが、次の3つです。
- 時間の自由がある
- 自分のペースで働ける
- やりがいを感じられる
私は実際に、
介護と仕事を両立できたのはこの働き方だったと感じています。
再雇用+小規模起業+年金という最適解
おすすめはこの形です。
「再雇用 × 小規模起業」
- 生活は再雇用で安定
- 起業は小さく育てる
これならリスクを抑えながら、
将来の収入源を作ることができます。
50代からでも遅くない理由
「もっと早く始めればよかった」
これは私の正直な気持ちです。
ですが同時にこうも思います。
- 50代 → 準備に最適
- 60代 → 実践できる
- 70代 → 継続できる
遅すぎることはありません。
最後に
もう一度、問いかけます。
あなたにとって難しいのはどちらですか?
- 定年後に2,000万円を貯めること
- 毎月5万円を稼ぎ続けること
もし後者の方が現実的だと感じたなら、
まずは「小さく始める準備」だけでも構いません。
- 今の仕事を続けながら
- できることを見つけ
- 少しずつ形にする
その一歩が、
セカンドライフの「自由」と「安心」を大きく変えます。
▶「資金やお金の不安を整理したい方へ」
起業や生活のお金は、“知らないこと”が不安の原因です。
今の状況で何ができるのか、一緒に整理できます。無理な勧誘は一切ありません。
関連記事
#50代からの起業資金|融資・補助金に頼らない4つの目の新しい選択肢「恩送りファンド」
「#50代からの起業は遅いと感じる方も多いですが、実は最も現実的な選択肢の一つです」
定年後の仕事はどう作る?早期退職・役職定年後に選ぶ「小さな起業」とホームページ活用法
TAIGAでは、 #セカンドライフを見据えた資金計画を最初に作成し、 #老後資金の過不足を可視化します。
開業資金の中央値が、1995年の1,000万円から2023年には550万円にまで減少しています。
【2026年版】60歳で貯蓄100万円未満が3割超の現実
#遺言書は資産の棚卸し――50代・60代こそ始めたい「もしも」の準備。私は現在60代半ばですが、毎年2月に遺言書を更新しています。
# 「老後破産」とは、年金などの収入だけでは生活費を賄いきれず、貯蓄が尽きた状態を指します。高齢化が進む中、日本では年金だけで暮らせず、経済的に厳しい状況に陥る高齢者が増加傾向にあります。

