50代からの起業のきっかけは「9分間の停電」|人生を変えた失敗と出会いの話

50代からの起業は「きっかけ」がすべて

「起業したい」と思っていても、
実際に一歩を踏み出す“きっかけ”はなかなか訪れません。

しかし振り返ると、そのきっかけは
成功体験ではなく、むしろ失敗や想定外の出来事の中にあることが多いものです。

私にとってのそれが、
ベトナム駐在時代に起きた「9分間の停電」でした。

シェアゼロからの挑戦と大規模イベント

当時私は、ベトナムであるバイクメーカーの広告戦略を担当していました。
シェアゼロからのスタートでしたが、クライアント、制作会社、広告会社が一体となり、販売台数を伸ばすことができました。

毎年開催されるディーラーミーティングは、
600人以上が参加する最重要イベント。

・新車の発表
・販売戦略の共有
・日頃の感謝を伝える場

絶対に失敗が許されない現場でした。

「絶対に停電しない場所」を選んだはずだった

当時のベトナムでは停電が頻発していたため、
私たちは空港近くの会場を選びました。

空港はインフラの要。
「ここなら停電しない」

そう判断し、万全の準備で当日を迎えました。

社長スピーチ中に起きた“最悪の事態”

イベントは順調に進み、
いよいよ社長のスピーチ。

その瞬間——

「ボン」という音とともに、会場は完全な暗闇に。

電源はすべて停止。
空気が止まり、時間が凍りつきました。

予備電源も動かないという現実

すぐに予備電源を指示しましたが、
これまで停電がなかったため、

ジェネレーターにオイルが入っていない

という致命的なミスが発覚。

復旧までの9分間。
社長は懐中電灯に照らされながらスピーチを続けました。

この9分は、私にとって
「一生分の長さ」に感じられました。

失敗の代償と、想定外の結末

イベントは何とか再開しましたが、

・データは消失
・進行は混乱
・おもてなしは不完全

私は「出禁」すら覚悟していました。

しかし——

社長からは、何の叱責もありませんでした。一言もです!

人生を変えたのは「厳しさ」と「懐の深さ」

その社長とは、その後も25年以上のお付き合いが続いています。

・年に数回の食事
・仕事や人生への助言
・起業についての相談

非常に厳しい方でありながら、
同時に情に厚く、懐の深い方でした。

私はこの出会いがなければ、
起業という道を選んでいなかったと思います。

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起業のきっかけは「人」と「出来事」の中にある

50代を迎えると、

・このままでいいのか
・第二の人生をどうするか

と考える方も多いはずです。

その答えは、新しい知識よりも

これまでの経験と出会いの中にある

と私は考えています。

セカンドライフを変える一歩

もし今、迷っているなら

これまで出会った中で
「この人の話をもう一度聞きたい」と思う方に

一度会いに行ってみてください。

その一言が、

・起業のきっかけ
・人生の方向転換
・新しい挑戦

につながることがあります。

まとめ|失敗こそが、起業の原点になる

あの「9分間の停電」は、
当時の私にとって最悪の出来事でした。

しかし結果的には、

・人とのご縁
・価値観の変化
・起業への道

すべての起点になりました。起業のきっかけは、特別な成功ではなく、
心が揺さぶられた出来事の中にあります。


※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。

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