※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。
━ “実質目減り” 時代に備える、小規模起業という選択 ━
2026年度も、公的年金は名目上の増額改定が行われました。
しかし、その一方で続いているのが「マクロ経済スライド」による実質的な給付抑制です。
物価や賃金が上昇しても、現役世代の負担とのバランスを取るために、年金の伸びは抑えられる仕組みです。そのため、多くの方が日々の生活の中で、
「年金は増えたはずなのに、生活は楽になっていない」
という感覚を持っているのではないでしょうか。
特にここ数年は、食品、光熱費、医療費、保険料など、生活に直結する支出の上昇が続いています。数字以上に“体感インフレ”を感じている方も少なくありません。
もともと「年金だけでは不足する」と言われていた時代に、物価上昇が重なったことで、65歳以降の生活設計は、より現実的な課題になってきています。
私は現在67歳。
年金に加えて、小規模事業を複数運営しながら、月に数日企業でも働いています。
ただ、再雇用も永続的ではありません。年齢を重ねるほど、再就職のハードルは高くなります。だからこそ私は、将来的な働き方の選択肢として「宅建士」の資格取得も視野に入れています。
強く感じるのは、
「準備は、早いほどいい」
ということです。
もちろん貯蓄も大切ですが、長いセカンドライフにおいては、それ以上に「細くても長く続く収入源」を持つことが重要だと思っています。
私たちの第二の人生は、場合によっては30年近く続きます。
その期間を、経済的にも精神的にも安定して過ごすためには、自分なりの“小さな仕事”を持っておくことが大きな支えになります。
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私自身、現在はテナントコンサル事業と小売事業を小規模に運営しています。
大きな投資はしていません。
これまでの経験を活かし、ホームページやSNSもできるだけ内製化し、自分のペースで、小さく長く続けることを意識しています。
今の時代は、インターネットやSNSを活用することで、50代・60代からでも「小さく始める働き方」が可能になりました。
・経験を活かす
・固定費を抑える
・無理に拡大しない
・好きなことを仕事に近づける
こうした“小規模起業”は、単なる副収入づくりではなく、生きがいや社会との接点にもつながっていきます。
また、将来的に介護が必要になった時、「家族に過度な負担をかけたくない」という思いもあります。
そのためにも、
・健康寿命を延ばす
・家事を分担する
・地域や社会とのつながりを持つ
・SNSやデジタルに慣れておく
といった準備は、とても大切だと感じています。
孤立しないことは、心身の健康維持にも直結します。
セカンドライフは、決して“余生”ではありません。
新しい挑戦と選択の連続です。
もちろん、不安がゼロになることはありません。
しかし、必要以上に悲観する必要もないと思っています。
小さな目標を決めて、一歩ずつ積み重ねていく。
その積み重ねが、自分らしい働き方や暮らし方につながっていくのではないでしょうか。
年金制度そのものを否定するつもりはありません。
ただ、マクロ経済スライドによる実質的な目減りや、物価上昇が続く時代だからこそ、
「年金だけに頼らない生活設計」
を持つことが、これからの安心につながると感じています。
50代は、まだ“準備できる世代”です。
60代からでも、決して遅くはありません。
小さなチャレンジを積み重ねながら、
「折り返しの第二の人生」を、自分らしく、少しでも楽しんでいければと思います。
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