コラム– category –
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アメリカでは、毎日約1万人が65歳の誕生日を迎え、2030年までには国民の5人に1人が65歳以上になると予想されています。このような高齢化が進む中、注目されるのがシニア世代の起業活動です。
スタートアップに関するデータ「カウフマン・インデックス」によれば、起業率が最も高い年齢層は55~64歳であり、この傾向は過去15年間変わっていません。シニア起業家たちは、従来の「若さ」への偏重を見直し、「年齢を重ねた大胆さと賢明さ」を象徴する... -
今回は、アメリカの老後資金不足問題についてです。アメリカでは、退職後に十分な老後資金を持たない高齢者が多く存在し、特に37%は老後資金を全く蓄えていないとの調査結果があります。これは公的年金に頼る生活を余儀なくされ、生涯働き続けるしかない人々が増加していることを示しています。
公的年金受給金額と支出との乖離アメリカで公的年金を受け取るには通常10年以上(40単位)の就労が必要です。受給額は単身者で月額約1,277ドル(約14万円)、家族持ちで約2,382ドル(約27万円)ですが、65歳以上の家計の平均月間支出額は4,000ドル(約56万... -
早期退職後、小規模起業3事業を営んでいますが、コンサルタント業においては、業務委託契約で海外進出企業3社をコンサル支援させていただいております。
海外進出のコンサルタントという仕事柄、語学力のブラッシュアップが必要で、海外赴任から帰国してから既に15年が経ってしまったということもあり、2年弱ほど前から60の手習いではないですが英会話スクールに通い始めました。 若い方に混じって肩身の狭い... -
起業を考える際、自分の好きなことや得意なことを活かして事業を構築するのは大変魅力的です。そして、ホームページを活用したオウンドメディア運営や #プラットフォームビジネスへの発展を視野に入れることで、収益の可能性を広げることが出来ると思います。
4/4:50代からの起業におけるプラットフォームビジネスの可能性プラットフォームビジネスは、商品やサービスの提供者と利用者を結びつける「場」を提供するビジネスモデルです。企業が直接商品やサービスを提供するのではなく、利用者間の相互作用によって... -
持続可能なビジネスモデルに取り組む中で、私は人生100年時代を睨み、社会に貢献できる起業をと考え「自然に優しく、身体にも良い持続可能な循環型ビジネス」を目指しました。その第一歩として、# SDGsの浸透もあり「自然栽培無農薬茶事業」を立ち上げたのですが、残念ながら持続させることはできませんでした。 今回はその失敗から学び、マイクロ起業に転換するきっかけとなった事例がテーマです。
3/4:時代は、SDGs循環型ビジネスが主流になることは間違いないと思いますが、50代からの一人起業は、規模を求めると対応体制の整備等投資金額が膨れますので注意が必要です。自然栽培茶事業の展開と課題事業の立ち上げにあたり、九州各地のお茶農園を... -
私は、自身の経験から、50代以上をターゲットにした事業に取り組むことを決め起業しました。人生100年時代といわれる中で、50代は最も悩みの多い世代とされています。私自身も50代を迎えた際、老後資金不足、親の介護、そしてセカンドライフの設計について大きな不安を抱えていました。
2/4:50代以上をターゲットにした理由とシニアマーケットの可能性しかし、老後資金問題や年金、介護問題といった不安を煽る情報があふれる中で、自分が「生涯現役」を目指して漠然とながらも小規模起業を考え始めた際に、包括的且つ具体的にアドバイスを... -
小さな起業の二つ目を立ち上げてから4年目で、経済基盤が安定して社会人としての#生涯現役生活が見えて来ました。 わたしの個人的なケースですが、今回は、何をヒントに起業を立ち上げ、そして業態転換してきたかについて経験を元に共有させて頂ければと思います。
小規模起業において持続&成長し続けるには、時代や市場のニーズを的確に捉え運営コストを抑えることが重要になります。私自身の、うまく行ったこと失敗したこと等の経験をもとに、これから小規模起業を考える方々のヒントになればと、4つのポイントをお伝... -
50代に入ると定年退職後のキャリアを考えたこともあるのではと思います。セカンドライフの収入源を次の三つから選ぶとすれば、ご家族、パートナーの方はどちらを勧めると思われますでしょうか。
選択①:フルタイムでの継続雇用を選択、65歳以降は再雇用で70歳まで働き、その後は引退選択②:現業のある50代から副業で小規模起業を準備。定年後は継続雇用と起業を兼業し、生涯現役を目指す選択③:継続雇用、再雇用等で、その時に見つかった仕事で繋ぎ、... -
退職後に起業準備を進める中で、会社員時代にはほとんど意識しなかった健康保険、税務、年金などの手続きが大きな負担となることがあります。会社が自動的に対応していたこれらの事務作業を、退職後は自分で管理する必要があるためです。以下は、私が経験した課題と具体的な対処法です。
① 健康保険の対応課題退職後は、健康保険の選択肢として以下の2つがあります:・会社の健康保険を継続する「任意継続」 最長2年間利用可能 保険料は全額自己負担で、会社員時代よりも高額に感じると思います。・国民健康保険への加入 所得... -
50代で #役職定年を迎えると、多くの人は大きな転機に直面します。これまで勤めてきた会社での役割を終え、現場の一社員として再スタートするのは、決して簡単ではありません。特に、長年役職に就いていた人ほど、自分の価値を再定義することに戸惑いを覚えると思います。
しかし、ここで重要なのは、役職定年を「終わり」と捉えるのではなく、「新たなセカンドライフへの始まり」と考えることだと思います。このタイミングをきっかけに、自分の好きなことを活かして起業し、生涯現役で社会と繋がり続けることを目指すのは、セ...