「起業」と聞くと、何か特別な人だけができるもの、あるいは多額の資金が必要なものだと思っていませんか?実は、50代・60代からでも、リスクを抑えながら、今ある仕事と両立しつつ、お小遣い程度の範囲で始められる“小さな起業”があります。
今回は、TAIGAコンシェルジュの支援で、今月5月25日に60代前半にして初めての起業を果たしたFORON(フォーオン)さんの事例をご紹介します。
■1年かけて「じっくり」準備。 FORONさんの挑戦
FORONさんが選んだのは、遺影似顔絵の制作サービスという、やや珍しい分野。
人生の最期を彩る大切な一枚を、あたたかみのあるイラストで残したい――そんな想いから始まりました。
起業といっても、いきなり大きな投資をしたわけではありません。
本業を続けながら、1年間かけてじっくり準備を進めてきました。
似顔絵のスキルを磨くと同時に、お客様の気持ちに寄り添う姿勢を大切に、構想を形にしていったのです。
TAIGAコンシェルジュでは、FORONさんの希望に合わせて「本業との両立」「初期投資の抑制」「仮設ホームページによるテストマーケティング」というスタイルを提案。
その結果、カリキュラム受講料を除けば、初期投資は年間2万円以内という、極めて低リスクな形でのスタートが実現しました。
■仮ホームページで「お試し」集客から始める
FORONさんの事業は、まずはTAIGAコンシェルジュ公式ホームページ内の「実績 WORKS」にて、1年間無料で掲出されます。
この仮設ページは、いわば「お試しの看板」。ここから徐々に認知度を高めて、顧客の反応を見ながら、必要に応じてご自身の本格的なホームページ制作へと発展させていく予定です。
本業を継続しながら「最初から大きく構えず、小さく始めて、育てていく」
これが、TAIGAコンシェルジュが提唱する“50代からの無理ない起業スタイル”です。
■兼業で無理なく、好きなことを形にする
FORONさんのように、好きなことや得意なことを活かして、今の生活を大きく変えずに副業感覚で始めることができるのが、小規模=マイクロ起業の魅力です。
・時間を限定して受注することで、生活に無理がない
・在宅でできる業種なので、場所の制限も少ない
・必要なスキルや機材も、基本的には最小限でOK
このように、負担の少ないスタイルで「じぶんサイズ」の仕事を作っていくことで、
経済的にも精神的にも充実感のある“第二の人生”を築くことが可能です。
■「いつかやりたい」を、いまのうちに小さく始める
FORONさんのように「今すぐ会社を辞めるわけじゃないけど、将来に備えて小さく何か始めたい」という方は、実は少なくありません。
そして、その「小さな一歩」を後押しするのが、私たちTAIGAコンシェルジュの役割です。
FORONさんの取り組みは、まさにその理想的なモデルケース。
開業したばかりで、これから少しずつ顧客開拓を進めていく段階ですが、「やりたいことを、できる形にする」その過程こそが、もっとも価値のある経験となります。
■FORONさんの遺影似顔絵にご興味のある方へ
「遺影は笑顔で残したい」「元気なうちに準備したい」――そんな方は、ぜひFORONさんの仮設ホームページ(実績 WORKS)をご覧ください。 この4コマ漫画もFORONさん制作ですが、温かなタッチと、細やかな気遣いが伝わる作品をご覧いただけます。
起業に関心のある方も、「これならば、あるいはこういう始め方もあるんだ」と、きっと参考になるはずです。