※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。
平戸の農地と空き家で悩み続けた私が感じた、“放置リスク”と新しい可能性
50代を過ぎた頃から、多くの人が突然向き合う問題があります。
それが、「実家の相続・空き家・農地問題」です。
親が高齢になり、介護や相続の話が現実味を帯びてくると、
- 実家をどうするのか
- 誰が管理するのか
- 売れるのか
- 固定資産税はどうなるのか
- 農地は放置してよいのか
といった悩みが、一気に押し寄せてきます。
実は、私自身も今、その問題を抱えている一人です。
長崎県平戸市にある実家と農地
私の生まれ故郷は、長崎県平戸市です。
母が亡くなった後、実家の土地家屋や農地をどうするべきか悩み続けています。
平戸は、東京から向かうと“帰省だけで丸一日かかる”場所です。
場所によっては、契約している携帯電話会社の電波すら入らないような地域もあります(笑)。
実家には土地家屋だけでなく、農地もありました。
そのため、役所からは3年に一度、
- 「農地を今後どうする予定か」
- 「耕作する人はいるのか」
- 「管理できるのか」
という問い合わせが来ます。
以前、あまりにも管理が難しく、平戸市役所に「現物返納できないか」と相談したこともありました。
しかし、現実には簡単ではありません。
自治体側にも管理責任や税収の問題があり、丁重に断られました。
空き家は“放置コスト”が想像以上に大きい
実家の家屋は、母が存命中に大型台風で屋根が飛び、近隣住宅に被害を与えてしまいました。
結果として、建物は解体。
現在は更地になっています。
しかし、農地については別問題でした。
耕作放棄地となり、今では、
- 田なのか
- 畑なのか
見分けがつかない状態です。
それでも固定資産税は発生します。
つまり、
「使っていない」
「収益もない」
「遠方で管理もできない」
それでも費用だけはかかり続けるのです。
▶「もし今、少しでも気になった方は」それは行動のタイミングかもしれません。
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2026年、“相続土地問題”はさらに深刻化している
2024年から相続登記が義務化され、2026年現在は「放置できる時代」ではなくなってきました。
相続した不動産を放置すると、
- 管理責任
- 固定資産税
- 草木管理
- 近隣トラブル
- 相続人増加による権利複雑化
などの問題が雪だるま式に大きくなります。
特に地方の土地は、
「売りたくても売れない」
ケースが少なくありません。
しかも問題なのは、自分の代で終わらないことです。
何も決めないまま亡くなると、
- 子供
- 孫
- 親戚
まで巻き込んだ“長期相続問題”になる可能性があります。
実際、私自身も親族間で相続問題を経験しており、「もっと早く動いておけばよかった」と感じることがあります。
50代・60代だからこそ、“実家問題”に向き合うべき理由
50代は、
- 親の介護
- 自分たちの老後
- 子供の独立
- 退職後資金
が重なる時期です。
その中で、実家問題を後回しにすると、精神的にも金銭的にも負担が大きくなります。
だからこそ、
「まだ元気なうちに整理する」
ことが非常に重要だと感じています。
特に、
- 空き家
- 農地
- 山林
- 地方不動産
を持つ方は、一度現地確認をしておくことをおすすめします。
実家じまいは“負債処理”だけではない
ただ、私は最近こうも感じています。
地方不動産は、見方を変えれば「地域資源」にもなり得るのではないか、と。
例えば、
- 農業体験施設
- 古民家活用
- 小規模宿泊施設
- 地域コミュニティスペース
- 移住支援拠点
- ワーケーション施設
など、活用方法次第で価値が生まれる可能性があります。
特に、不動産業界や建築業界、金融業界で経験を積んだ50代・60代の方なら、
“地域密着型の小さな起業”
として成立する可能性もあります。
2026年は「小さく始める地方起業」の時代
今はインターネットやSNSを活用すれば、地方でも情報発信できます。
例えば、
- Instagramで地域風景を発信
- YouTubeで古民家再生を紹介
- WordPressで地域サイト運営
- Airbnb活用
- 地域特産品EC販売
など、昔より圧倒的に小資本で挑戦しやすくなっています。
実際、私自身も60代になってから、
- WordPress
- Web制作
- SNS発信
- ChatGPT活用
を学び、小さな起業に取り組んでいます。
大きく始める必要はありません。
むしろ50代・60代は、
「固定費を抑えて、小さく長く続ける」
ことが重要だと思っています。
最後に|“そのうち考える”が一番危ない
実家や農地の問題は、普段は見ないようにしてしまいがちです。
しかし、
- 親の介護
- 相続
- 空き家化
- 自分自身の高齢化
は、待ってくれません。
私自身、平戸へ帰省するたびに、
「この問題を、次世代へ丸投げしてはいけない」
と強く感じています。
もし今、
- 実家の処分に悩んでいる
- 地方不動産を抱えている
- 空き家問題に不安がある
- 定年後の働き方を考えている
なら、“負担”としてだけではなく、
「地域課題を解決する小さな起業」
という視点で考えてみるのも、一つの選択肢かもしれません。
▶「これからの生き方を考えたい方へ」正解は一つではありません。
だからこそ、自分に合った形を見つけることが大切です。
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