〜セカンドライフ起業で失敗しないために、最初に必要なのは“家族の理解”でした〜
※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。
「人が離婚する原因のひとつは、贈り物の種が尽きるからだ」
これは、スコットランドの国民的詩人
Robert Burns
(ロバート・バーンズ)の言葉として知られています。
この言葉を聞くたびに、人生100年時代の今、特に50代・60代以降の夫婦関係にとって、とても示唆的だと感じます。
2026年現在、日本では「熟年離婚」が珍しい話ではなくなりました。
厚生労働省・人口動態統計などでも、離婚件数全体は減少傾向にある一方、20年以上連れ添った夫婦の離婚割合は高止まりしており、長年一緒に暮らした夫婦が、定年後や子育て終了後に別々の道を選ぶケースが増えています。
背景には、
- 定年退職による生活変化
- 収入や役割の変化
- 子どもの独立
- 親の介護
- 「これからの人生をどう生きるか」という価値観の違い
などがあると言われています。
セカンドライフ起業は「夫婦の温度差」が最大リスクになることもある
私は50代・60代以降の方の「小規模起業」を支援していますが、実は事業計画以上に大切なのが、
“家族の理解”
だと感じています。
特に、定年後の起業は、若い頃の「一発勝負の起業」とは少し違います。
若い頃の起業
- 売上拡大
- 組織拡大
- 成功や成長
- 収入最大化
セカンドライフ起業
- 好きなことを続ける
- 社会とつながる
- 小さく長く働く
- 生きがいと収入の両立
- 無理なく“生涯現役”を目指す
こちらの方が近い感覚です。
だからこそ、50代以降の起業では、
「自分だけが突っ走らない」
ことが非常に重要になります。
定年後、“大黒柱”も定年を迎える
現役時代、多くの男性は仕事中心で生きてきました。
家庭のことは配偶者に任せ、
「自分は外で稼ぐ」
という役割分担だった方も多いと思います。
実は私自身も、早期退職前の家事負担率は「5%あったかどうか」くらいでした。
ところが現在は、感覚的には40%くらい。
- 掃除
- 洗濯
- 買い物
- ゴミ出し
- 食事の準備
- 介護や通院の付き添い
こうした日常を一緒に回していく感覚が、セカンドライフではとても重要になります。
定年後は、
「会社での肩書き」よりも、
「家庭内でどう協力できるか」
の方が、実ははるかに大切なのかもしれません。
時には、
“大黒柱としての威厳も、定年と同時に退職する”
くらいの柔軟さも必要なのだと思います。
▶「もし今、少しでも気になった方は」それは行動のタイミングかもしれません。
現状を整理するだけでも十分意味があります。無理な勧誘は一切ありません
小さな“贈り物”をやめない
ここでいう贈り物は、高価なプレゼントだけではありません。
- 「ありがとう」を言う
- 相手の話を聞く
- 一緒に散歩する
- 家事を分担する
- 好きなお菓子を買って帰る
- 相手の自由時間を尊重する
そんな小さな積み重ねも、立派な“贈り物”だと思います。
セカンドライフは、仕事人生の延長ではなく、
「夫婦関係の第二ステージ」
でもあるのかもしれません。
結婚記念日は、夫婦関係を見直す“定点観測”
結婚記念日発祥の地とも言われるイギリスでは、結婚記念日に名前を付けて祝う文化があります。
年数を重ねるごとに、
紙 → 木 → 鉄 → 銀 → 金 → ダイヤモンド
と、少しずつ絆をイメージしているのか“強く硬いもの”へ変わっていくのが印象的です。
まるで、夫婦の歴史そのもののようですね。
結婚記念日の呼び方一覧
1〜15年
- 1年目:紙婚式
- 2年目:綿婚式
- 3年目:革婚式
- 4年目:花婚式
- 5年目:木婚式
- 6年目:鉄婚式
- 7年目:銅婚式
- 8年目:ゴム婚式
- 9年目:陶器婚式
- 10年目:錫婚式
- 11年目:鋼鉄婚式
- 12年目:絹婚式
- 13年目:レース婚式
- 14年目:象牙婚式
- 15年目:水晶婚式
20年以降
- 20年目:磁器婚式
- 25年目:銀婚式
- 30年目:真珠婚式
- 35年目:珊瑚婚式
- 40年目:ルビー婚式
- 45年目:サファイア婚式
- 50年目:金婚式
- 55年目:エメラルド婚式
- 60年目:ダイヤモンド婚式
- 65年目:ブルースターサファイア婚式
- 70年目:プラチナ婚式
- 75年目:ダイヤモンド金婚式
- 80年目:オーク婚式(樫婚式)
人生100年時代、「85年目の結婚記念日」は存在するのか
医療の進歩と健康寿命の延伸により、人生100年時代は現実になりつつあります。
そう考えると、
「結婚85周年」
という夫婦も、これから本当に現れるかもしれません。
85年目は、どんな名前になるのでしょう。
そしてその時、
夫婦は何を贈り合っているのでしょうか。
高価なモノではなく、
- 一緒にご飯を食べられること
- 普通に会話できること
- 同じ景色を見られること
そんな“当たり前”こそ、人生後半では最も価値ある贈り物なのかもしれません。
セカンドライフ起業もまた、
「売上」だけではなく、
誰と、どんな時間を過ごしながら生きていくか
を考える時代に入っているように感じます。
▶「これからの生き方を考えたい方へ」正解は一つではありません。
だからこそ、自分に合った形を見つけることが大切です。
小さな一歩が、これからの安心につながります。無理な勧誘は一切ありません。
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