6月30日、今年も自由が丘の熊野神社で行われた「夏越の大祓(なごしのおおはらえ)」に参拝し、茅の輪をくぐってきました。
昨年もこの神事についてコラムを書きましたが、今年は昨年とはまったく違う気持ちで茅の輪の前に立っていました。
今年は、TAIGA恩送りファンドの活動を本格的にスタートして半年という節目を迎えたからです。
茅の輪をくぐりながら自然と頭に浮かんだのは、「この半年で何ができて、これから何を積み重ねていくべきなのか」ということでした。
夏越の大祓は、一年の折り返しとなる6月30日に行われる日本の伝統行事です。
半年間の穢れや災いを祓い、残る半年を健やかに過ごせるよう願う神事として、古くから受け継がれてきました。
茅の輪は「左・右・左」と八の字を描くように三度くぐり、その後、本殿へ参拝するのが一般的な作法です。
年の初めに考えたこと
今年の初め、私は改めて「これからの人生をどのように歩んでいきたいのか」を考えていました。
人生100年時代と言われる今、定年後にも長い人生が続きます。
その時間をただ過ごすのではなく、一度立ち止まり、これまでの人生を整理し、これからの生き方や働き方を見つめ直す。そのような機会があってもいいのではないかと考えるようになりました。
そして、これからも社会との接点を持ちながら、自分らしく生きていきたいと願う方に寄り添いたい。その選択肢の一つとして、小規模起業や新たな挑戦を支援できればという思いから、TAIGA恩送りファンドを本格的にスタートしました。
目指したのは、資金を支援することだけではありません。
「何から始めればいいのかわからない。」
「今から挑戦しても遅くないだろうか。」
そんな不安を抱える方が安心して相談でき、自分に合った次の一歩を見つけられる場所をつくりたいと考えました。
起業すること自体が目的ではありません。
その人にとって納得できるセカンドライフを考え、その結果として小規模起業という道を選ぶのであれば、その挑戦を伴走しながら支援していきたい。それがTAIGA恩送りファンドの目指す姿です。
実際に活動を始めてみると、想像以上に多くの気づきがありました。
ホームページで情報を発信し、相談の流れを整え、実験的な伴走支援にも取り組む中で、成果もあれば改善すべき課題も見えてきました。
この半年は完成形を目指したのではなく、未来につながる土台づくりの時間だったと感じています。
半年間で見えてきたこと
活動を続ける中で改めて感じたのは、多くの方が「起業したい」という気持ちよりも、「これからの人生をどう歩めばいいのか」という悩みを抱えているということでした。
「何から始めればいいかわからない。」
「今からでも遅くないだろうか。」
こうした迷いは、50代・60代に限らず、年代を問わず多くの方が抱えるものなのだと思います。
▶「もし今、少しでも気になった方は」それは行動のタイミングかもしれません。
現状を整理するだけでも十分意味があります。無理な勧誘は一切ありません
その一方で、ホームページにも少しずつ多くの方にお越しいただけるようになり、月間PVも1万を超えました。
数字だけが目的ではありません。
しかし、TAIGA恩送りファンドの理念や活動に関心を持ち、このサイトを訪れてくださる方が少しずつ増えていることを、とてもありがたく感じています。
また、この半年は「できたこと」以上に、「これから何を改善すべきか」を教えてもらった時間でもありました。
どのような情報を発信すれば、本当に必要としている方へ届くのか。
どうすれば安心して相談していただけるのか。
どのような支援が、その人らしい人生の再スタートにつながるのか。
まだ試行錯誤の途中ですが、一つひとつ検証を重ねながら、少しずつ進むべき方向が見えてきたように感じています。
残る半年は、この気づきを形にしながら、次年度へ向けてより良い仕組みへ育てていきたいと思います。
茅の輪をくぐりながら考えたこと
「茅の輪をくぐると運が良くなる。」
私は、そのようには考えていません。
もちろん、日本の伝統文化として大切な神事であることに変わりはありません。
私にとって茅の輪をくぐる時間は、自分自身と静かに向き合う時間です。
何ができたのか。
何が足りなかったのか。
そして、これから何を大切にしていきたいのか。
忙しい毎日の中では、自分と向き合う時間は意外と少ないものです。
だからこそ、この神事は心を整え、進む方向を見つめ直す貴重な機会なのだと思っています。
セカンドライフも同じではないでしょうか
私は、セカンドライフも同じだと思っています。
会社員として積み重ねてきた経験も、子育てや介護に向き合ってきた時間も、決して無駄にはなりません。
大切なのは、一度自分自身の人生を整理し、これから歩む道を考えることです。
振り返ることは、決して後ろを向くことではありません。
未来へ向かうために、自分の現在地を確認することなのだと思います。
TAIGA恩送りファンドが目指しているのも、そのような支援です。
勢いだけで起業するのではなく、自分自身と向き合い、本当にやりたいことを見つけ、自分のペースで歩み始める。
その歩みに寄り添う伴走者であり続けたいと考えています。
残り半年に向けて
今年も後半戦が始まりました。
半年後、再び熊野神社を訪れたとき、「今年も意味のある一年だった」と静かに振り返ることができるよう、一日一日を大切に積み重ねていきたいと思います。
もし今、「何か始めたい。でも何から始めればいいのかわからない。」そう感じている方がいらっしゃいましたら、まずは少しだけ立ち止まり、ご自身のこれまでの人生を振り返ってみてください。
その時間は決して遠回りではありません。
人生を整理し、心を整えることが、新しい一歩につながることもあります。
私自身も茅の輪をくぐり、新たな気持ちで後半の半年を歩んでいきます。
そして「TAIGA恩送りファンドとして」だけではなくこれからも、一人ひとりの『次の人生』に寄り添える存在でありたいと思います
▶「これからの生き方を考えたい方へ」正解は一つではありません。
だからこそ、自分に合った形を見つけることが大切です。
小さな一歩が、これからの安心につながります。無理な勧誘は一切ありません。
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