※本記事は2026年時点の情報に基づき一部更新しています。
今日「文化の日」の自由が丘は、多くの人で賑わっていました。
小春日和の穏やかな日差しの中、私はワンちゃんの散歩を兼ねてオープンカフェで読書を楽しみました。
読書、散歩、カフェで過ごす時間。
大きなお金を使わなくても、こうした文化的な時間は人生を豊かにしてくれます。
一方で、最近は物価上昇や光熱費の高騰もあり、「老後にどれくらい教養・娯楽費を使えるのか」が気になり、総務省の家計調査を改めて調べてみました。
すると、現実は想像以上に厳しく、そして興味深いものでした。
65歳以上夫婦世帯の生活費は月いくら?
総務省「家計調査」の最新データによると、65歳以上の夫婦のみ無職世帯の生活費は、月平均約26万円台となっています。
主な内訳は以下の通りです。
- 食費:約7.9万円
- 光熱・水道:約2.3万円
- 保健医療:約1.8万円
- 交通・通信:約3.1万円
- 教養娯楽費:約2.6万円
特に注目したのは「教養娯楽費」です。
2025年の調査では、夫婦世帯の教養娯楽費は月約2万6,000円、年間では約32万円近くになっています。
これは、
- 国内旅行を年1〜2回
- 趣味や習い事
- カフェや外食
- 書籍代
- サブスクや動画配信
などを楽しむための費用とも言えるでしょう。
しかし現実には、ここ数年で物価や光熱費は大きく上昇しています。教養娯楽費も増加傾向にありますが、その分、生活全体の負担も重くなっています。
単身高齢者の生活はさらに厳しい
65歳以上の単身無職世帯では、生活費は月15〜16万円前後です。
教養娯楽費は月約1.5万円。
一見すると「何とか暮らせそう」に見えますが、ここで気になるのが住居費です。
家計調査では、高齢世帯の住居費は比較的低く出ています。
これは、多くの方が持ち家であるためと考えられます。
もし、
- 賃貸住宅
- 住宅ローン残債あり
- 都市部暮らし
であれば、生活費は大きく上振れします。
つまり、統計の「平均」は、必ずしも現実の安心を意味しないのです。
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老後は「予想外の出費」が想像以上に多い
私自身、退職前は「月23万円くらいあれば十分だろう」と考えていました。
しかし実際には、
- 社会保険料の上昇
- 光熱費高騰
- リフォーム費用
- 親の介護費用
など、予想外の支出が次々と発生しました。
特に介護は大きな問題でした。
「いざとなれば特別養護老人ホームに入れば良い」と考えていたものの、母が要介護4になった際、現実はそう簡単ではありませんでした。
希望してもすぐには入所できず、順番待ち。
もし緊急対応が必要になれば、民間施設を選ばざるを得ません。
しかも施設によっては、入居一時金や月額費用が想像以上に高額になります。
老後は、「生活費」だけではなく、“突発的な支出への備え”が非常に重要だと痛感しました。
老後不安を減らすのは「貯金額」だけではない
住宅ローンを組んだ経験のある方なら分かると思います。
教育費、留学、転勤、親の介護…。
人生には何度も予想外の支出があります。
それでも現役時代は、「仕事による収入」があったから何とか乗り越えてこられた方が多いのではないでしょうか。
実は老後も同じです。
「もう少し収入があれば安心なのに」
そう感じる場面は少なくありません。
だからこそ、これからの時代は、
- 年金だけに依存しない
- 小さくても働ける
- 社会と繋がり続ける
という視点がますます重要になると思います。
月10万円の収入が老後を大きく変える時代
退職金や年金がある前提で考えると、
- 月10万円
- 月15万円
程度の収入でも、老後の安心感は大きく変わります。
しかも、それが会社に縛られない小さな仕事であれば、
- 自由な時間
- 社会との繋がり
- 生きがい
- 健康維持
にも繋がります。
私自身、起業したことで、平日の昼間に自由が丘で読書を楽しめる時間を持てるようになりました。
人生100年時代。
「定年=完全引退」ではなく、
“自分らしく小さく働き続ける”
という生き方が、これからのセカンドライフには合っているのかもしれません。
出典 総務省「家計調査」
総務省統計局 家計調査
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